★2013年長崎原爆の日に

こんにちは、みなさん。      おもしろ!ふしぎ?実験隊です。
というか、今日は、久保さんです。
久保さんは、年に1回位ですが、このブログに、戦争のことを書きます。今までのは、右の
戦争・原発についてなど
の下の記事をご覧くださいね。一番読んでほしいのは、下記です。
今年は、戦後68年・・・
昨年は、
・・・戦後67年が過ぎました。この平和?な時代に生きていると、何もしないでいると、知らぬ間に逆の方向に向いていくような気がします。せめて、平和祈念式典・終戦記念日・沖縄慰霊の日・東京大空襲・・・折り目の日に、平和について、考えていたいと思っています。・・・
と書きましたが、選挙も終わり、そのむなしさからか、さらに、逆の方向【戦争】について、考えてしまいます。
そして、日本が戦争にむかっていった過程を知り、考えることは、『原発安全神話』がつくたれてきた過程を、いま検証することとリンクしているような気がします。
こういった一つ一つの大事な検証を、市民が国や政府に求める続けることが大事なのだと思います。

昨年は、「折り目の日に、考える」と書きましたが、それでは、足りない気がしてきています。
『じっくりと、戦争とは・平和とはなど、考える時間を作らなければいけないのでは』と思っています。

今年は、2つのことを書き留めておきますね。

・・・まず一つ・・・
先日、母と同じお年のお友だちから、この本をいただきました。
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はじめに には、
2011年4月日に行われた「鎌倉・九条の会」主催による「憲法のつどい2011鎌倉」での講演を、加筆収録したものです。・・・
「九条の会」の呼びかけ人の一人である井上ひさし氏がなくなられて1年目に当たる日に、「井上ひさしの言葉を心に刻んで」と題して、ゆかりの方々による講演会が開かれました。それは、井上ひさしを生み、育てた東北で、3月11日発生した大震災を受けて、惨禍のあとをどう生きるのか考えつつ、あらためて、憲法の精神と、井上ひさしの遺した言葉を、講師とともにかみしめてみる場となりました。
とあります。
講師とは、大江健三郎・内橋克人・なだいなだ・小森陽一氏です。
薄い冊子です。

・・・もう一つ・・・
スタジオジブリの『風立ちぬ』は、もうすぐ公開ですね。私は、いまいち、映画は見ないのですが、これは見てみようかな?と思っています。それは、宮崎駿監督のインタビューなどを見たからです。
スタジオジブリのWebサイトには、今小冊子『熱風』7月号特集「憲法改正」に、宮崎駿監督・鈴木敏夫氏・中川李枝子氏他の方々が、文章を書かれています。
それを読んで、初めて、宮崎監督の考えを知り、ぜひ、映画を見てみたいなと思いました。
私は、まだ、最初のリンクにおいていた2010年の私の母のように、なにか記すことはできないので、今年も、他の方の文章のリンクだけしかできませんでしたが、こういった文章を読ませていただくことで、自分の中の思いが、言葉として、出せるようになればと思いました。
この宮崎駿監督などの文章は、下記のサイトから、無料でアップロードできますが、8月20日までとなっています。
ぜひ、ご覧ください。

また、朝日新聞のインタビュー(「風立ちぬ」、アニメの方程式崩す 宮崎駿監督新作)では、宮崎駿監督は、
・・・その時思い浮かんだのが自身が子供の頃に見た映画だった。「小津とか成瀬とか、生きることのつらさが描かれていて、なぜこんな暗い映画を見なきゃいかんのかと思ってました。でもこうした作品が今も強く自分の中に残っている。子供の時に、分かりにくいものに接する体験には意味があると思い直しました・・・
と言われています。先のWebサイトの文章は、選挙の前の日に公開されました。上記の朝日新聞の記事も、先の文章を読んだ後に、読み直すと、なにか宮崎監督からのメッセージが、感じられるなと思いました。
こうした文章に触れることで、自分でも何か発信できるようになれたらなと思います。また、同じように、子どもたちにも、戦争の体験者からの声や文章に触れることで、心に何かを残してもらいたいなと思いました。
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【石飛徳樹】宮崎駿監督の5年ぶりとなる長編アニメ映画「風立ちぬ」が20日から全国公開される。72歳になった巨匠が主題や技法など、随所で斬新な冒険を試みている。「アニメ作りに一種の方程式が出来てしまっている」との危機感からだ。
トピックス:宮崎駿監督の「風立ちぬ」
 「今までの作品とは全然違うと思う。観客が主人公と一体感を持って見られるタイプじゃないですから」
 堀越二郎は飛行機に憧れる男の子。東京の大学に進み、そこで関東大震災に遭う。卒業して軍需企業の技師となり、試行錯誤の末に「ゼロ戦」の開発に成功する。これを縦糸に、結核と闘う菜穂子との恋愛を横糸に、物語は紡がれる。
 実在の人物を主人公にしたのはスタジオジブリの長編では初めてだ。
 「二郎のことを僕が道楽でマンガにしていて、それをプロデューサーが映画にしないかと言ってきた。悩みましたね。自己主張をしない二郎は何を考えているか分かりにくいから、子供の観客が置いていかれるんじゃないか、と」
 その時に思い浮かんだのが、自身が子供の頃に見た映画だった。「小津とか成瀬とか、生きることのつらさが描かれていて、なぜこんな暗い映画を見なきゃいかんのかと思ってました。でもこうした作品が今も強く自分の中に残っている。子供の時に、分かりにくいものに接する体験には意味があると思い直しました」
 日本にテレビアニメが登場して50年以上。キャラクター造形やファンタジックな物語、声優の演技など独自の発展を遂げ、世界で「クールジャパン」ともてはやされている。
 「ルーティンともいうべき方程式に沿って、作られるようになっている。自分も方程式を作った当事者の一人であり、過去を否定するわけではない。しかし今、世界中がギシギシと音を立てて動いている。社会システムも生活様式も大きく変化しようという時に、アニメだけが変わらずファンタジーを作り続けるのは無理。別の方向に進む時に来ている」
 二郎の人物像は、観客の共感を拒むところがある。ゼロ戦を生み、結果的に戦争に協力したわけだが、それを二郎がどう考えていたのか、この映画は、分かりやすい説明をしない。彼の両義的な生き方をイデオロギーで加工することなく、生のまま描き出したようにみえる。
 「僕も若い頃は、戦争責任があるかないかという見方をしていた。しかし後の世から断罪するのは簡単。一方で、ゼロ戦を作った優秀な技師として二郎を祭り上げる動きもあります。いずれも、あの時代の空気を肌で感じようとしていないと思う」
 ある時代を生きる人間は必然的にその時代の矛盾を抱え込む。現代を生きる自分たちもそうだという。
 「一つの時代を遠くから見て、灰色だとか決めつけることは間違っている。もし、二郎の責任を問うのなら、飛行機を生む素地となったモダニズムそのものを断罪すべきです」
 技法的にも方程式を壊す様々な試みがなされている。例えば二郎の声をプロの声優ではなく、俳優ですらなく、「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野(あんの)秀明監督に演じさせた。
 「海外ドラマの声優たちの、手慣れたしゃべり方は聞くに堪えない。二郎の声には角が取れていない人がいいと思いました。庵野の声は人を信用させるところがあるんです」
 音声をモノラルにしたのも、現代の方程式からはずれている。「耳のそばで突然変な音が聞こえたりすることがなく、音がずっと豊かになった。ただ、今、モノラルで録音するのは手間であることも知りました」
 エンディングで流れる荒井由実の「ひこうき雲」には、LPレコードの音を使った。「雑音が入るのがいい。音響監督が針を落とす音も拾ってくれました」。プロペラ音や地鳴りなど様々な音を人間の声で再現したのも面白い挑戦だ。
 方程式を一度崩して、新しい地平へ向けて一歩踏み出した宮崎監督。「今回は準備期間を含めて5年も考え抜いたから、次に進む方向が見えるかと思ったけれど、まだ何も見えていません。あっという間の5年でした。年を取るのは簡単ですね。茫然(ぼうぜん)としています」

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