★2010年8月:原爆記念日に
こんにちは、みなさん。 おもしろ!ふしぎ?実験隊です。
って言うか、今日は、KUBOさんです。
2010年今年は、原爆投下後、65年ですね。
今年の、広島原爆慰霊祭には、多くの方々が参列し、少しずつ、世界が変わってくれるのでは
ないかな?と思いました。
ここ2・3年、何か私でできることはと思っていましたが・・
今から約10年前に、私の母が私の子どもたち(小学生)に
「戦争の愚かさ 恐ろしさ
平和の尊さ」
という文章を書いてくれていました。
知り合いの方にコピーしてお渡ししたり、子どもが学校の総合の時間に持っていったことで、
担任の先生がコピーして、生徒に配布してくださったこともあるものです。
先生にお渡ししたときには、私の母は、少々批判的なことも書いているので、
「学校の先生には、受け入れていただけないかな?」と気にしていたのですが、
「社会科の教師として、こういったことはぜひ伝えていきたいです」」と言って
使ってくださいました。
どうぞよろしければ、ご笑読ください。少々長いです。
また、スキャンしたものなので、読みにくいと思います。
2011年はこちらに。
ここからは、余談です。=^_^=
最近、私の子どもが、ピアノで『Summer:久石 譲作:映画菊次郎の夏より』をひいています。
(北野たけしの映画です)
先日、その美しい音を聞きながら、朝日新聞の戦争についてのコラムを読んでいると、
「香」から、過去のことを思い出すことがある。というようなことが書いてありました。
その書き手の方は、上の文章と同じように、人を荼毘にふす「臭い」について触れられていました。
そこからいやな戦争体験を思い出されるのでしょう。
ただ、最後に、花の「香」から、思い出す戦争当時の思い出にも、触れられていました。
Summerを聞きながら、その文章を読んでいて、ふと私は、
自分が、ずっと 6 と 9 という数字に何かを感じていたことを、思いだしたというか
頭に浮かび、そうか、8月6日と8月9日だと、その時思いました。
私は、小さいころから8月6日と9日は、何か大切な日だと思っていました。
毎回、テレビに向かって、黙とうして、「あの時も暑かったんだよ。」と、話を聞いて・・・
なので、 6 と 9 は、私にとっては、何か引っかかりのある数字だったのだと思います。
まあ、この8月にSummerを聞きながら、新聞を読んでいたからかな?(^^ゞ
なんて気もしますが。
長年の、何か、引っかかりがとれて、嬉しくなりました。
そして、その時、
「そうだ、今年私に何かできるのは、母が書いてくれ文章をこのブログにのせることだ」
と思ったのでした。
夫の田舎は広島の田舎で、一族の男性は広島市に仕事や学業で出かけていて、みな亡くなられたそうです。残ったのは家にいた女のみ。広島には私の苗字とおなじ山があるのですよ。
いくら探しても子どもが見つからず、仕方がないので、同じ年恰好のご遺体を連れて帰って供養しようと思っていたところ、全身包帯にまかれた我が子が呼びかけてくれ、その声で我が子と分かり、連れて帰り、それから1週間自宅で過ごして亡くなったそうです。義父はその話を目を潤まして話してくれました。
戦争は「絶対いかん」と。
私は夫に「日本人なら一度は行かないといけない」と言われて一緒に広島に行きました。資料を検索できるようになっており、亡くなった親族の名前やエピソードも確認できました。
我が子にも伝えていこうと思っています。
プリスキラさん。
コメントありがとうございます。
同じような体験をされた方が、多くいらっしゃるのでね。
子どもの頃、長崎に住んでいて、夏休みに登校日があって、学校に行って、普通にいろいろな話を聞きいていました。
つくばのうちの中学生の子は、修学旅行は、行って帰ってですが、広島に行きます。この時くらいかな、戦争体験に触れるのは。
身近な人から、普通に、聞く機会がだんだんなくなってきていますね。
私たちが、引き継いでいかないといけないのでしょうね。
お読みいただき、ありがとうございます。(^○^)