★2017年:長崎・平和祈念式典 平和への誓い 深堀好敏さん

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こんにちは、みなさん。  
今日は、おもしろ!ふしぎ?実験隊ではなく、年に一度の、久保さんのアップです。
久保さんは、年に一度ですが、右の欄の『戦争・原発についてなど』のところに、
記事をアップしています。
~~~
2017年の長崎平和祈念式典は、ご覧になりましたか?
田上市長の平和宣言に続いて、深堀好敏さんが、平和への誓いを述べられました。
テレビで見ていて、深堀さんのその言葉の一つ一つが、とても重く、聞き入りました。
こちらに、全文が公開されています。
リンクが切れたらいけないので、下記においておきますね。
============
原爆が投下された1945年8月9日、私は16歳。爆心地から3・6キロ離れた
長崎県疎開事務所に学徒動員されていました。11時2分、白い閃光(せんこ
う)と爆発音を感じ慌てて机の下にもぐり込みました。夕方、帰宅命令が出て
、私は学友と2人、金比羅山を越えて帰ろうと山の中腹まできたところ、山上
から逃げてくる多くのけが人に「山の向こうは一面火の海だから...」と制止さ
れ、翌朝、電車の線路に沿って歩き始めました。長崎駅の駅舎は焼け落ち、
見慣れた町並みは消えてなくなり、別世界に迷い込んだようでした。ようやく
辿(たど)りついた山王神社近くの親せきの家は倒壊していました。その中で
家の梁(はり)を右腕に抱きかかえるような姿で18歳の姉は息絶えていまし
た。あの時、私が無理をしてでも家に帰っていれば、せめて最期に声をかけ
られたのではないかと、今でも悔やまれてなりません。そのあと大学病院へ
向かい、さらに丘を越えると眼下に浦上天主堂が炎上していました。涙があ
ふれ出るとともに怒りを覚え、「ああ、世界が終わる」と思いました。ここ平和
公園の横を流れる川には折り重なって死体が浮いていました。私は、三ツ
山に疎開していた両親に姉の死を報告し、8月12日、母と弟と3人で材木を
井桁に組み、姉の遺体を荼毘(だび)に付しました。その日は晴天でした。頭
上から真夏の太陽が照りつけ、顔の正面からは熱気と臭気がせまり目がく
らみそうでした。母は少し離れた場所で地面を見つめたまま、ただ祈り続け
ていました。たった一発の原子爆弾は7万4千人の尊い命を奪い、7万5千
人を傷つけました。あの日、爆心地周辺から運よく逃げ延びた人々の中に
は、助かった喜びも束(つか)の間、得体(えたい)のしれない病魔に襲われ
多くが帰らぬ人となりました。なんと恐ろしいことでしょう。私は「核は人類と
共存できない」と確信しています。2011年3月、福島第一原子力発電所の
事故が発生し国内の原発は一斉に停止され、核の脅威に怯(おび)えまし
た。しかし、リスクの巨大さに喘(あえ)いでいる最中、こともあろうに次々と
原発が再稼働しています。地震多発国のわが国にあって如何(いか)なる
厳しい規制基準も「地震の前では無力」です。原発偏重のエネルギー政策
は、もっと自然エネルギーに軸足を移すべきではないでしょうか。戦後「平
和憲法」を国是として復興したわが国が、アジアの国々をはじめ世界各国
から集めた尊敬と信頼は決して失ってはなりません。また、唯一の戦争被
爆国として果たすべき責務も忘れてはなりません。

 私は1979年、原爆で生き残った有志6人で原爆写真の収集を始め、こ
れまでに様々な人たちが撮影した4千枚を超える写真を収集検証してきま
した。原子雲の下で起きた真実を伝える写真の力を信じ、これからも被爆
の実相を伝え、世界の恒久平和と核廃絶のために微力をつくすことを亡く
なられた御霊の前に誓います。

 2017年(平成29年)8月9日

 被爆者代表 深堀好敏
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もっと長い文章だったような気がしましたが・・・
ひとつひとつの言葉は、実際にその中を生きてきた人ならではの言葉だから
重いのでしょうね。
以前アップさせてもらった、私の母の手記にも通じるものがあります。
深堀さんは、今年初めての平和への誓いの公募で選出された方なのだそうです。
「私にとって8月9日はつらい1日だが、自分にできるだけのことをやりたい」と話された
そうです。
その力強さが感じられました。
その後、登壇された中満事務次長。
そして、この場には、いらっしゃいませんでしたが、サーロー節子さん。
この夏は、お話をもっと聞いてみたいなと思う方がいらしゃいました。
本当は、この場で、記述することができたらいいのですが、
私は、うまく伝えることができないので、この夏、サーロー節子さんなどは、
いくつか番組があるようですから、是非、ご覧になってはと、思いました。

自分が何を伝えられるか、何だったら伝えられるか。
戦争や原発のことだけでなく、いろいろな面で、自戒することを忘れないように
したいと思いました。

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